ノートンの法人向け製品のおすすめはどれ？特徴や購入方法を徹底解説！

ノートンは、世界シェア1位のセキュリティソフトなので、企業でも使いたいと考えている経営者も多いと思います。

実は、あまり知られていませんが、ノートンには法人向けとしても利用できる製品があり、実際に多くの中小企業で導入されているようです！

そこで今回は、「ノートン法人版」について特徴や、料金、性能を徹底解説！記事を読むと、会社用のノートン製品としてどれを選ぶのが適切かが分かります。

物価高や円安の影響で、セキュリティソフト各社の値上げが相次いでます。既に、ウイルスバスターは2024年に値上げを実施しました。各社も追随して値上げする可能性が高いので、早めの購入がおすすめです。

ノートン360の法人向け製品「ノートン360プレミアム（10台版）」とは?

個人向け（コンシューマー向け）セキュリティソフトのイメージが強いノートンですが、実は「ノートン360プレミアム（10台版）」や「ノートンスモールビジネス」など、複数の法人向け製品もあります。

特に注目したいのが「ノートン360プレミアム（10台版）」です。

一般的に普及しているノートン360は、対応台数が1～5台までのため法人利用には適してません。しかし、「ノートン360プレミアム（10台版）」は、複数購入すれば多くの端末を保護できることから、中小企業などの法人向けとしても十分に利用できます。

また、10台までインストールできるので、1台当たりの月額は約80円と、通常版よりも圧倒的に安くなります。性能や機能も一緒なので、よりお得にノートンを利用できるのが特徴です。

ノートンなら保護性能が高い上に軽いので、セキュリティ強化をしつつ、仕事効率化にもつながるため、導入する中小企業が増えています。

ノートン360の法人向け製品「ノートン360プレミアム（10台版）」の料金

	ノートン360プレミアム
	5台版	10台版
1年版	7,980円 （月額133円／台）	12,880円 （月額107円／台）
3年版	15,980円 （月額88円／台）	28,680円 （月額80円／台）

ノートンの法人向け製品として、最も人気なのが「ノートン360プレミアム（10台版）」で、会社のパソコンやスマホの端末数に合わせて、必要な数だけ購入されるケースが多いようです。

なお、「Windows・Mac・Android・iPhone」の全てにインストール可能なので、会社のパソコンはもちろん、会社携帯にもインストールできます。

料金は、3年版が最も安く端末1台当たり月額80円となってます。顧客情報や個人情報、社内の機密情報などを保護できて、1台当たり月額80円なら、導入する価値は十分あるでしょう。

購入後60日間の返金保証もあるので、まずは試しに購入して使ってみるのがおすすめです！

ノートン360プレミアムの機能・性能

機能	機能の説明
スパイウェア対策 ランサムウェア対策	ランサムウェア、スパイウェア、マルウェアやなどの脅威からリアルタイムで保護
詐欺メール対策	メールに記載されているURLや添付ファイルを確認し、不正なメールを通知
保護者機能	フィルタイング設定により、アダルトサイトなどの有害なサイトをブロック
パスワードの一括管理	マスターパスワードを入力するだけで、各サイトのパスワードを自動入力
VPN機能	危険なWi-Fiへの接続時に、通信を暗号化して安全に保護
ダークウェブモニタリング	顧客情報や自社の個人情報がダークウェブ上で売買されていないかを監視
盗撮・盗難・紛失対策	紛失した端末をGPSで探す。また、遠隔操作で保護

既に述べた通り、ノートン法人版は、通常版と比較して、機能や性能に違いはありません。違いがあるのは料金のみです。（法人版の方がお得）

そのため、セキュリティソフトの第三者機関「AV-Comparatives」「SE Labs」の性能テストでは、最高評価を獲得し続けています。

機能についても、ウイルス対策はもちろん、VPN機能や詐欺メール対策も強力なため、ビジネスで使う上で最もおすすめのセキュリティソフトと言えるでしょう。

取引先企業からセキュリティポリシーを問われたとしても、「ノートンを使っている」と伝えれば、問題なく取引ができるはずです。

「ノートン360プレミアム（10台版）」を法人で利用する方法

「ノートン360 プレミアム（10台版）」を法人向けとして利用する場合は、特に特別な手続きは必要なく、ノートン公式ストアから購入し、各端末へライセンスを割当てるのみです。

1つのライセンスで10台まで保護でき、以降はライセンスを1つ追加購入するごとに、追加で10台の端末が保護できるようになります。そのため、法人の規模やパソコン・スマホなどの端末数を考慮して、購入される数を決めると良いかと思います。

また、法人利用の際にニーズがあるのが「端末やライセンスの一元管理」ですが、ノートン360はマイノートン上で全端末を一元管理できるため、小規模法人や中小企業には特におすすめです。

そのため、会社のパソコンやスマホ端末数に応じて、保護が必要な端末数だけライセンスを購入すれば、法人用として問題なく利用できるのでご安心ください。

もうひとつの法人向け製品「ノートンスモールビジネス」とは？

	ノートン スモールビジネス	ノートン スモールビジネス プレミアム
1年版料金	6台：6,880円 10台：9,880円 20台：12,880円	10台：13,880円 20台：16,880円
ウイルススキャン	◯	◯
パスワード管理	◯	◯
VPN	×	×
保護者機能	×	×
ダークウェブ監視	◯	◯
クラウドバックアップ	250GB	500GB
ユーティリティーズアルティメット	◯	◯
ドライバアップデータ	◯	◯

ノートンには、「ノートン360プレミアム（10台版）」以外にも、もうひとつ「ノートンスモールビジネス」という法人向け製品があります。

こちらは、中小企業向けに新たに作られた製品というわけではなく、法人利用に適した製品になるように、既存の各製品の機能を組み合わせて作られた製品という位置付けです。

具体的には、「ノートンスモールビジネス」と「ノートンスモールビジネスプレミアム」があり、両者の最も大きな違いはセキュアVPNの有無になります。VPNは今や必須の機能と言えるため、どちらかを選ぶなら「ノートンスモールビジネスプレミアム」となるでしょう。

なお、3年版の用意がなく、1年版のみになるため料金は「ノートン360プレミアム（10台版）」よりもかなり割高になる点はご注意ください。

「ノートン360（10台版）」と「ノートンスモールビジネス」の比較

	ノートン360 プレミアム（10台版）	ノートン スモールビジネス
1年版料金	12,880円 （月額107円／台）	6台：6,880円 10台：9,880円 20台：12,880円
3年版料金	28,680円 （月額80円／台）	なし
ウイルススキャン	◯	◯
パスワード管理	◯	◯
VPN	◯	×
保護者機能	◯	×
ダークウェブ監視	◯	◯
クラウドバックアップ	75GB	250GB
ユーティリティーズアルティメット	×	◯
ドライバアップデータ	×	◯

法人でも利用可能な「ノートン360プレミアム（10台版）」と「ノートンスモールビジネス」を比較すると、主な違いは料金・VPNの有無・ユーティリティーズアルティメットの有無になります。

料金面では、「ノートン360プレミアム（10台版）」は3年版があってお得な一方で、「ノートンスモールビジネス」は1年版のみのため料金が割高です。

また、リモートワークや街中でのWi-Fi利用などが当たり前になってきた昨今では、VPNは必須とも言えるので、「ノートンスモールビジネス」にVPN機能がない点は大きなデメリットと言えるでしょう。

一方で、ユーティリティーズアルティメットについては「ノートンスモールビジネス」のみに搭載されています。しかし、こちらはパソコンのメンテナンスが主の機能で、ウイルス保護の観点ではほぼ必要ないので、あってもなくてもそこまで差はないでしょう。

詳しくは、『ノートンユーティリティーズアルティメットは必要か？評判・口コミを徹底解説』も併せて参照してみてください！

【結論】「ノートン360（10台版）」の方が法人向けにおすすめ！

「ノートン360（10台版）」および「ノートンスモールビジネス」を比較した上で、ノートンを中小企業や法人で利用する際に、最もおすすめなのは「ノートン360プレミアム（10台版）」です。

「ノートン360プレミアム」は、ノートン製品の中で最も多くの機能を搭載しており、1つのライセンスで最大10台まで保護可能です。もちろん、複数購入すればそれだけ保護できる端末数が増えます。

料金面でも、「ノートン360プレミアム（10台版）」は3年版があるため、1年版しかない「ノートンスモールビジネス」よりも圧倒的にお得です。

機能面に関しても、今の時代に必須なVPN機能が搭載されているのは「ノートン360プレミアム（10台版）」のみなので、性能・料金・機能などを総合的に比較しても、法人向けとしておすすめなのは「ノートン360プレミアム（10台版）」一択と言えるでしょう。

法人向けに「ノートン360プレミアム（10台版）」を購入する方法

「ノートン360プレミアム（10台版）」は、公式サイト上で探すのが大変なので、購入手順も紹介しておきます。

法人向けである「ノートン360プレミアム（10台版）」を購入するには、まずノートン公式ストアへ移動し、以下の手順に沿って「ノートン360（10台版）」のページへ移動してください！

ノートン360のキャンペーン情報

ノートンでは現在キャンペーンは行なっていませんが、物価高騰中の昨今でも、以前の販売価格からの値上げを行なっておりません。

一方で、競合他社のウイルスバスターは2024年7月に大幅値上げを行なっています。

最近は値上げラッシュによってセキュリティソフトも値上げ傾向なので、ノートンもいつ値上げしてもおかしくありません！

後で後悔することがないように、値上げ前の今のうちにノートン公式ストアにて購入を済ませておくことを強くおすすめします！

物価上昇に伴い、セキュリティソフトの値上げが相次いでいます。ウイルスバスターやZEROスーパーセキュリティは既に2024年に大幅値上げを行いました。競合他社も、今後値上げしていくことが予想されるので、早めのご購入がおすすめです。

「ノートン360（10台版）」が法人向けにおすすめな理由

ノートン360（10台版）が、法人向けに最適な理由は主に上記の通りです。具体的に解説していきます。

10台までインストールできて、コスパが高い！

ノートン360プレミアム（10台版）は、10台までインストールできるため、ノートン360の中で最もコストパフォーマンスが高いです。

一般的には、法人契約となると料金も高くなりがちですが、ノートン360の場合は、法人向けに10台版を複数契約することで、通常版よりもお得に利用できるのが長所と言えます。

機能や性能の高さが、業界最高水準！

ノートン360プレミアムは、ノートン製品の中で最上位のセキュリティソフトです。

そのため、コストパフォーマンスが最も高いにも関わらず、機能や性能は最も充実しているので、セキュリティ対策がより重要になる法人向けとして利用するには最適と言えます。

無制限のVPN機能でリモートワークにも最適

ノートン360プレミアムには、通信容量が無制限のVPN機能が搭載されています。リモートワークを行う場合、個人情報や会社の機密情報保護の観点からVPNの利用は必須です。

しかし、ノートンであればVPN機能も標準搭載されているため、追加でVPNサービスを契約する必要がなく、経費削減をしつつも、より安全にリモートワークすることが可能になります。

ノートン360プレミアム（10台版）を法人向けとして使う際の注意点！

まず、1つのライセンスで10台までインストールできるため、基本的にはノートンアカウントも10台で共有する形になり、誰でも共有で見ることができてしまいます。

そのため、同僚に見られたら困るような書類やデータについては、バックアップ対象から除外しておくと安心です。

また、ダークウェブモニタリング機能でモニタリングする個人情報は「ノートンアカウント単位」で設定する必要があります。そのため、同僚に見られて困るような個人情報はダークウェブモニタリングの対象としないようにしましょう！

上記の2点のみ気を付けておけば、「ノートン360」も問題なく法人で利用することができます。

まとめ：ノートン360プレミアム（10台版）は法人向けにおすすめ！

ノートン法人版は、高機能・高性能なノートンが、企業でもお得に利用できる、まさに「知る人ぞ知る、法人向けとしてもおすすめのセキュリティソフト」です。

ノートンは、性能や機能の高さはもちろん、軽さにも定評があるので、パソコンを安全に保護できる上に作業速度が落ちないため、効率アップや社員の残業時間の削減など企業側もメリットが大きいのも特徴になります。

取引先にセキュリティ体制を聞かれた際も、「セキュリティソフトはノートンを利用している」と伝えれば、安心してくれることは間違いないですし、無制限のVPNも搭載されているので、リモートワークも安心です。

購入後60日以内なら全額返金を受けられるので、まずは試しに導入してみて、満足できなかったら返金するという方向で、ぜひお気軽に導入してみてください！

なお、ノートンについて更に詳しく知りたい場合は、『ノートン360の評判・口コミ』で各詳細を紹介しているので、ぜひ一緒に読んでみてください！