ノートン360を購入したいんだけど、種類が多くてどれを選んだらいいか分からない…
それぞれの違いや、選び方を、セキュリティソフトに詳しい人に教えてほしい!
ノートンには様々な種類があるため、違いや選び方がわからず、どれにしようか決められない人も多いかと思います。
そこで、本記事では「ノートン360の種類」、「ノートン各製品の違いや選び方」を徹底解説。
ノートンの種類別の特徴や違いを詳しく紹介しているので、記事を読むと、どのノートン製品があなたのニーズに最も合っているかがわかります。
迷ったらこれを選んでおけば間違いないという、失敗なしの鉄板製品も紹介するので、ぜひ記事を読んで、どのノートン製品があなたに良いか考えてみてください!
物価高や円安の影響で、セキュリティソフト各社の値上げが相次いでます。既に、ウイルスバスターは2024年7月に値上げを実施しました。各社も追随して値上げする可能性が高いので、早めの購入がおすすめです。
ノートンは全部で5種類【製品ごとの特長を紹介】
ノートンを全種類挙げると上記の通りで、全部で5種類のソフトがあります。
大まかなイメージとしては、「ノートン360シリーズ」はPC・スマホの両方で使える万能型、「ノートンアンチウイルスプラス」は機能が少なめでパソコン1台専用、「ノートンモバイルセキュリティ」はスマホ1台専用といった感じです。
各種ソフトにそれぞれ違いがあり、人によっておすすめのソフトも異なるのが現状になるので、具体的にどんな違いがあって、どんな人におすすめなのかを詳しく解説します。
ノートン360の種類と特徴、選び方
ノートン360 | |||
---|---|---|---|
スタンダード (1台版) | デラックス (3台版) | プレミアム (5台版) | |
1年版料金 | 4,780円 (月399円/台) | 7,680円 (月214円/台) | 7,980円 (月133円/台) |
2年版料金 | ― | 13,080円 (月182円/台) | 15,780円 (月132円/台) |
3年版料金 | 11,980円 (月333円/台) | 14,480円 (月135円/台) | 15,980円 (月額89円/台) |
ウイルススキャン | ◯ | ◯ | ◯ |
パスワード管理 | ◯ | ◯ | ◯ |
VPN | ◯ | ◯ | ◯ |
保護者機能 | × | ◯ | ◯ |
ダークウェブ監視 | × | ◯ | ◯ |
クラウドバックアップ | 10GB | 25GB | 50GB |
ノートン360には、スタンダード・デラックス・プレミアムと3種類ありますが、大きな違いは「料金」「インストールできる端末数」「利用可能な機能」になります。
料金に関して、最もお得なのは「ノートン360 プレミアム(3年版)」で、1台あたりの月額料金はわずか89円と破格です。一方で、1番割高の「ノートン360スタンダード」は1台あたり月額399円となり、約300円も割高になります。
また、デラックスやプレミアムには、個人情報の流出等を検知する「ダークウェブモニタリング」やお子様のネット利用を制限する「保護者機能」が搭載されていますが、スタンダードには搭載されていません。
以上を踏まえると、料金面でもお得で、機能も豊富な「ノートン360デラックス」か「ノートン360プレミアム」のどっちかを選ぶのがおすすめと言えるでしょう。その上で、ご自身やご家族で所有されているパソコンやスマホの台数に適した製品を選ぶのがいいかと思います。
ノートンアンチウイルスプラスの特徴・選び方
ノートンアンチウイルスプラスは、パソコン1台のみにインストール可能なノートン製品です。
「ノートン360 シリーズ」と比較すると、やや機能が減り、ダークウェブモニタリングや保護者機能が搭載されていないのに加えて、VPN機能も非搭載ためセキュリティ性能はやや低くなります。
その分、料金は年間4,260円とやや安くなっているのですが、機能の少なさ等を考慮するとコスパは悪いので、敢えてノートンアンチウイルスプラスを選ぶ理由はなさそうです。
特に、VPNについては最近ではほぼ必須の機能となりつつあるので、VPN機能が搭載されていないのは大きなデメリットと言えます。そのため、多くの方にとって、よりお得で機能も豊富な「ノートン360」の方がおすすめでしょう。
ノートンモバイルセキュリティの特徴・選び方
ノートンモバイルセキュリティはスマホの保護に特化した製品で、スマホ1台のみにインストールできます。そのため、パソコンでは利用できません。
価格もやや安くなりますが、理由はスマホだけを保護できれば良いので、その分セキュリティ機能が少ないためです。そのため、スマホしか持ってないという人におすすめです。
ちなみに、スマホにセキュリティソフトが必要かどうかについては『iPhoneにノートンはいらない?必要性を本音で解説』にて詳しく紹介しているので、ぜひ一緒に読んでみてください!
ノートン360とその他種類のノートンの違い
ノートン360とノートンアンチウイルスプラスの違い
ノートン360 | ノートン アンチウイルスプラス | |
---|---|---|
Windows・Mac対応 | ◯ | ◯ |
Android・iOS対応 | ◯ | × |
1年版料金 | 1台:4,780円 3台:7,680円 5台:7,980円 | 1台:4,260円 |
3年版料金 | 3台:14,480円 5台:15,980円 | ― |
ウイルススキャン | ◯ | ◯ |
パスワード管理 | ◯ | ◯ |
VPN | ◯ | × |
保護者機能 | ◯ | × |
ダークウェブ監視 | ◯ | × |
クラウドバックアップ | 3台版:25GB 5台版:50GB | 2GB |
ノートンアンチウイルスプラスは、ノートン360の廉価版にあたるセキュリティソフトです。
そのため、ウイルススキャン等の基本機能は備わっていますが、VPN機能や保護者機能などの主要機能は搭載されていません。また、対応端末もWindows・Macのみでパソコンにしかインストールできません。
ノートン360スタンダード(1台版)と約500円しか料金が変わらない一方で、機能やコスパなどの差はかなり大きいので、基本的にはノートン360を選んでおいた方が良いでしょう。
ノートン360とノートンモバイルセキュリティの違い
ノートン360 | ノートン モバイルセキュリティ | |
---|---|---|
Windows・Mac対応 | ◯ | × |
Android・iOS対応 | ◯ | ◯ |
1年版料金 | 1台:4,780円 3台:7,680円 5台:7,980円 | 1台:3,080円 |
3年版料金 | 3台:14,480円 5台:15,980円 | ― |
ウイルススキャン | ◯ | ◯ |
パスワード管理 | ◯ | ◯ |
VPN | ◯ | × |
保護者機能 | ◯ | × |
ダークウェブ監視 | ◯ | × |
クラウドバックアップ | 3台版:25GB 5台版:50GB | × |
ノートンモバイルセキュリティは、スマホ専用のセキュリティソフトのため、Android・iOSのみ対応で、スマホ1台まで保護することができます。また、機能もスマホでのみ必要な機能に限定されてます。
一方で、ノートンの主力製品「ノートン360」もパソコンだけでなく、スマホにもインストールが可能です。その上、機能はより豊富で、最大で5〜10台までの端末にインストールできるので、圧倒的にお得になります。
スマホにもほぼ必須といえる「VPN機能」も搭載されておらず、コスパ面を考慮してもノートンモバイルセキュリティを選ぶ必要性はあまりなさそうです。
唯一、パソコンは持っていなくて、スマホのみの人についてはVPN機能がないものの、コスパは高くなるので検討してみてもいいかもしれません。
ノートン360の各種類の中で法人でも使える製品はある?
ノートンの各種類の中で、唯一法人でも利用できる製品なのが「ノートン360 プレミアム(10台版)」です。10台版は、複数種類あるノートン製品の中でも、最もコスパの高いセキュリティソフトになります。
法人でも利用が認められていて、VPNなどの各機能も搭載されているため、使っていて困ることはないセキュリティソフトと言えるでしょう!
ノートンの法人利用について気になる場合は、『ノートン360の法人向け製品とは?通常盤との違いや購入方法を解説!』にてさらに詳しく紹介しているので、ぜひ一緒に読んでいてください!
ノートン製品5種類の料金を比較
ノートン360 | ノートン アンチウイルスプラス | ノートン モバイルセキュリティ | |
---|---|---|---|
台数 | 3台 | 1台 | 1台 |
1年 | 1台:4,780円 3台:7,680円 5台:7,980円 | 4,260円 | 3,080円 |
2年 | 1台:なし 3台:13,080円 5台:15,780円 | ― | 5,280円 |
3年 | 1台:11,980円 3台:14,480円 5台:15,980円 | ― | ― |
上記は、ノートン製品5種類の料金比較表です。各種類の料金を踏まえると、保護したい端末がスマホ1台のみの場合は「ノートンモバイルセキュリティ」を選ぶのもアリかもしれません。
一方で、パソコンでも使う予定がある場合は、ノートン360一択と言えそうです。パソコン1台のみの場合に限っては、「ノートンアンチウイルスプラス」の方がやや安いですが、VPN非搭載など機能面の差を考えると、むしろノートン360よりも割高です。
特に、スマホやパソコンなど複数台で利用したい場合は、「ノートン360 デラックス」や「ノートン360 プレミアム」の方が機能も圧倒的に充実していてコスパが高いです。5台で利用した場合は、1台あたり月額89円と破格なので、複数台で利用予定の方は、ノートン360一択と言えるでしょう。
物価上昇に伴い、セキュリティソフトの値上げが相次いでいます。ウイルスバスターは2023年10月、ZEROスーパーセキュリティは2024年2月に大幅値上げを行いました。競合他社も、今後値上げしていくことが予想されるので、早めのご購入がおすすめです。
ノートン製品5種類の違いや機能を比較
ノートン360 | ノートン アンチウイルスプラス | ノートン モバイルセキュリティ | |
---|---|---|---|
台数 | 1~10台 | 1台 | 1台 |
年数 | 1~3年 | 1年 | 1~2年 |
Windows / Mac | ◯ | ◯ | × |
Android / iOS | ◯ | × | ◯ |
ウイルス対策機能 | ◯ | ◯ | × |
パスワードマネージャ | ◯ | ◯ | ◯ |
VPN機能 | ◯ | × | × |
ペアレンタルコントロール | ◯ | × | × |
ダークウェブモニタリング | ◯ | × | × |
クラウドバックアップ | 10GB〜50GB | 2GB | × |
ノートン製品を種類別に機能を比較すると、「ノートンアンチウイルスプラス」と「ノートンモバイルセキュリティ」は最低限の機能のみが搭載されていて、その分料金を安く抑えていることがわかります。
また、「ノートン360 スタンダード」も、「保護者機能」や「ダークウェブモニタリング」が非搭載のため、機能面が充実しているのは「ノートン360デラックス」と「ノートン360プレミアム」の二択と言えるでしょう。
そのため、ほとんどの人は機能も充実していて、コスパが最も高い「ノートン360 デラックス」か「ノートン360 プレミアム」が最も現実的で人気の選択肢になりそうです。
物価上昇に伴い、セキュリティソフトの値上げが相次いでいます。ウイルスバスターは2023年10月、ZEROスーパーセキュリティは2024年2月に大幅値上げを行いました。競合他社も、今後値上げしていくことが予想されるので、早めのご購入がおすすめです。
ノートンの種類の選び方
ここまで紹介してきたように、ノートンには複数種類のセキュリティ製品がありますが、「結局どれにしたらいいの?」と悩んでしまう人もいるかと思います。
そこで、どの種類のノートン製品を購入するか決める判断基準について解説します。
結論、基本的には以下の2つを判断基準にすると失敗することが少ないです。
①端末は何台あるか
まず、最初にご自身やご家族で「合計で何台の端末(PC・スマホ)を保有しているか」というポイントです。
ノートンは、スマホにもパソコンにもインストールでき、家族でのシェアも可能なので、まずは合計で何台の端末を保護したいか決めてください。
②フリーWi-Fiを使うかどうか
ノートンは製品の種類によって、Wi-Fi利用時のセキュリティ対策機能が異なります。
フリーWi-Fiは、情報漏洩やハッキングのリスクもあるので、もしフリーWi-Fiを利用する機会がある人は、ノートン製品の中でもVPN機能が搭載されている製品を選びましょう。
ニーズ別のおすすめノートン製品
ノートンを選ぶ時の基準を確認したら、実際にどの種類のノートン製品がおすすめかを、ニーズ別に紹介していきます。
前述した「保護したい端末数」と「フリーWi-Fi利用の有無」の2つの基準をもとに、あなたのニーズに最も合う製品がどれか確認してください!
保護したい端末が1台のみの場合
保護したい端末が1台のみの場合、「アンチウイルスプラス」や「モバイルセキュリティ」にはVPN機能がないため、基本的にはVPN機能が備わっている「ノートン360 スタンダード」がおすすめです。
特に、ノートンアンチウイルスプラスは機能が少ない割に料金もそこまで安くないので、コスパが悪く、わざわざ選ぶ理由が見当たりません。
一方で、スマホのみで、特にフリーWi-Fiを使うこともないという人は「ノートンモバイルセキュリティ」も併せて検討してみても良いと思いますが、「ノートン360 スタンダード」を選んでおけば後で後悔することもないと思います。
2台以上の端末を保護したい場合
保護したいPCやスマホが2台以上ある場合は「ノートン360」一択になります。
あとは、単純に保護したい端末数が、2~3台なら「ノートン360 デラックス」、4台以上なら「ノートン360 プレミアム」を選べば間違いないです。
この2つは、ノートンの各種類の中で最高水準の機能を誇っているので、選ぶ際は単純に台数で決めてしまって良いでしょう。
特に、「ノートン360 プレミアム」は最大10台まで保護でき、家族でシェアして使えるので、家族のスマホやPCの台数に合わせて選んでください。
ノートンのキャンペーン情報
ノートンでは現在キャンペーンは行なっていませんが、物価高騰中の昨今でも、以前の販売価格からの値上げを行なっておりません。
一方で、競合他社のウイルスバスターは2024年7月に大幅値上げを行なっています。
最近は値上げラッシュによってセキュリティソフトも値上げ傾向なので、ノートンもいつ値上げしてもおかしくありません!
後で後悔することがないように、値上げ前の今のうちにノートン公式ストアにて購入を済ませておくことを強くおすすめします!
物価上昇に伴い、セキュリティソフトの値上げが相次いでいます。ウイルスバスターは2023年10月、ZEROスーパーセキュリティは2024年2月に大幅値上げを行いました。競合他社も、今後値上げしていくことが予想されるので、早めのご購入がおすすめです。
まとめ:ノートン360の種類・選び方・違いについて
本記事では、ノートンの種類と、その違いを解説してきました。基本的には「ノートン360 シリーズ」が最もセキュリティ機能が充実していて、コスパも圧倒的に高いので、ほぼ全ての人におすすめになります。
アンチウイルスプラスやモバイルセキュリティにも強みはありますが、機能面やコスパ面を考えると、敢えて選ぶ理由は少ないでしょう。
以上より、スマホやパソコンが3台以下なら「ノートン360 デラックス」、3台よりも多いなら「ノートン360 プレミアム」を選んでおくと失敗がないのでおすすめです。
最後に、それぞれの方の状況に合わせたノートン製品の選び方を以下にまとめておいたので、ぜひ参考にしてみてください。
物価上昇に伴い、セキュリティソフトの値上げが相次いでいます。ウイルスバスターは2023年10月、ZEROスーパーセキュリティは2024年2月に大幅値上げを行いました。競合他社も、今後値上げしていくことが予想されるので、早めのご購入がおすすめです。
また、ノートン以外のセキュリティソフトも検討してみたいという人は、『セキュリティソフトの比較!おすすめ人気ランキング』も一緒に読んでみることをおすすめします。
各社の主力セキュリティソフトを徹底比較しているので、きっとあなたのニーズに最も合うセキュリティソフトが見つけられるはずです!ぜひ読んでみてください。
物価高や円安の影響で、セキュリティソフト各社の値上げが相次いでます。既に、ウイルスバスターは2024年7月に値上げを実施しました。各社も追随して値上げする可能性が高いので、早めの購入がおすすめです。
コメント